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キッチンリフォームコラム:「素材別シンクの特長」

キッチンリフォームコラム:「素材別シンクの特長」1

キッチンの顔とも言うべきシンクの部分。

シンク部分のデザインや色合いでキッチン全体の印象を左右するため重要な部分と言えるのではないでしょうか。

また、日常生活する上で必要不可欠な部分であるため少しでも丈夫に長持ちさせたいものです。

シンクは使用する素材によって見た目はもちろん、特長が異なりますのでそれぞれ種類別にご紹介したいと思います。

 

キッチンリフォームコラム:「素材別シンクの特長」2

1、ステンレス製

「シンク」という言葉を聞いて、最初に思い浮かぶのがこちらではないでしょうか。昔から使用されてきた定番の素材です。

 

【メリット】

①水・熱・錆に強い

一見錆に弱いと思われがちなステンレスシンクですが、実は錆に強い特長があります。(※錆が全く発生しないというわけではありません)

 

②汚れに強く、臭いもつきにくい

樹脂よりも汚れがつきにくく、雑菌の繁殖も抑える効果があります。

 

③表面の加工によって印象が変わる

凸凹を組み合わせた「エンボス加工」、波打つデザインの「バイブレーション加工」、細いラインを描く「ヘアライン加工」など種類があり、それぞれによって風合いの変化を楽しめるのも魅力です。

 

④人工大理石製よりも価格が安価に抑えられる

後述する「人工大理石製」のシンクよりもコストを抑えることが出来ます。

 

【デメリット】

①もらい錆が付く

焦げたフライパンなどを置いたままにすると錆が付着しやすいので注意が必要です。

 

②光沢の減少

ステンレスの輝きが経年とともに減少し、ツヤが無くなっていってしまいます。

 

キッチンリフォームコラム:「素材別シンクの特長」3

2、人工大理石製・人造大理石製

「人工大理石製」と「人造大理石製」という漢字が一文字異なりますが、大きな違いは天然の大理石成分が含まれているか否かと言う点にあります。

 

●人工大理石 →「人大」としばしば呼称され、主成分はアクリル樹脂やポリエステル樹脂の人工素材で出来ている。

 

●人造大理石 →天然大理石等を細かく砕いて樹脂やセメントで固めた半人工素材で出来ている。

「人工大理石」は天然の大理石の成分は含まれておらず、人工素材でつくられています。工場にて大量生産が可能となるため「人造大理石」よりも価格を低く抑えることが可能です。

 

「人造大理石」は天然石を含んでいるため、仕上げに研磨作業を行う必要があるため、複雑な形に加工することが困難です。よって、シンクよりキッチン天板に使用されることの方が多いです。

 

「人工大理石」も「人造大理石」も実のところ、メリット・デメリットに大差はありません。

【メリット】

①色やデザインが豊富でインテリアコーディネートを行いやすい。

 

②表面の汚れや傷を研磨することが出来る

市販のメラミンスポンジや漂白剤を使用して簡単に汚れを落とすことが出来るので日常のお手入れが楽です。

 

③水垢が目立ちにくい

ステンレス製であると白っぽく残ってしまう水垢ですが、(人工・人造)大理石製であると目立ちにくく、美しい外観を保つことが出来ます。

 

④音が静かである

蛇口から水を流した際、音が響きにくく静かです。

 

【デメリット】

①熱やシミによる変色の発生

(人工・人造)大理石は耐熱性が弱点であり、また醤油などの調味料をこぼしたままにしておくと黄ばむことがあり、繊細な素材のため注意が必要となります。

 

②磨くと白く変色する

特に色が濃い人造大理石キッチンは変色した白色が目立つようになってしまうことがあります。

 

③もらい錆が発生しやすい

ステンレス製にも共通して言えることですが、焦げた鍋やフライパンをそのままにしておくと付着しやすくなります。

 

④傷つきやすく、割れやすい

衝撃を吸収しにくい素材で出来ているため、強い力を加えた場合などにシンクが割れてしまう場合があります。

 

⑤火災時の有毒ガスの発生

可燃物で出来ているため火災が発生した場合、不完全燃焼により一酸化炭素の有毒ガスが発生するため火の取り扱いには十分注意しなければなりません。

 

キッチンリフォームコラム:「素材別シンクの特長」4

また、主に使用されているシンクの素材としてもう一種類「ホーロー製」という種類があります。言葉のみ聞いたことがある方も多くいらっしゃるかもしれませんが、日本よりも海外で広く普及しているのが現状です。

 

3、ホーロー製

漢字では「琺瑯」と書き、難読のためにカタカナで表記されることが多いです。ホーローは金属とガラスの2層構造になっており、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けて作られています。また、技法は工芸品として古くから用いられています。

 

【メリット】

①熱・湿気に強い

②汚れが落としやすい

③臭いが移りにくい

④酸・塩分に対して強い

 

【デメリット】

①食器が割れやすい

食器を洗っている最中に誤って落としてしまった場合、食器が割れてしまうことがあるため注意を要します。

 

②錆びの可能性

表面が割れた場合に中の金属部分がむき出しになることで錆びる可能性があります。

 

以上に見てきたように選ぶ素材によって一長一短がありますが、出来ることであれば長く使用し続けたいものです。

 

そのためには日々の掃除が重要となります。水漏れ・カビが取れない・排水溝のぬめりや臭いが顕著になってきたらシンクが劣化してきているという兆候になります。特に排水溝の中など見えづらい場所も漂白剤を用いたりして丁寧にこまめに掃除してあげることが大切です。

 

また、これまで見てきたようにシンク部分は比較的「錆」に弱いということです。先にも述べた「もらい錆」はスチール缶、金属製のスポンジ置き、三角コーナー、鉄製の調理器具などを長時間濡れたままでシンク上に放置することで発生します。

また、シンク内の「塩分を含んだ水分」によって錆が生じる場合もあります。漬物を作る際に使用した塩水や、みそ汁の残りが残っていると錆の原因となることがあります。

 

シンクを長持ちさせるためには掃除した後の仕上げの「から拭き」をしてあげることで錆びを防止し、かつ白く残る水垢を防ぐことが出来ます。

 

シンクは毎日かつ長く使用し続ける場所であるので、シンク選びの際は価格やデザインだけでなくそれぞれどのような特長があるのかを見極めた上で選択されることをおすすめいたします。

 

弊社ではキッチンに関するお悩みごとを承っております。気になることがありましたら弊社のプロが的確なアドバイスをさせて頂きます。どのようなことでも構いませんので、お気軽にお問合せ下さいませ。

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